「ハゼ壺」の版間の差分
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ハゼ壺漁に使う壺。ハゼ壺漁は海岸近くに産卵に来るハゼを捕る漁法で、つがいで物の下を巣穴として産卵を行うハゼの習性を利用している。<br> | ハゼ壺漁に使う壺。ハゼ壺漁は海岸近くに産卵に来るハゼを捕る漁法で、つがいで物の下を巣穴として産卵を行うハゼの習性を利用している。<br> | ||
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2016年6月17日 (金) 00:55時点における最新版
名称[編集]
ハゼ壺(はぜつぼ)概要[編集]
ハゼ壺漁に使う壺。ハゼ壺漁は海岸近くに産卵に来るハゼを捕る漁法で、つがいで物の下を巣穴として産卵を行うハゼの習性を利用している。
使用方法[編集]
約2kmの延縄(はえなわ)に約5~6m間隔で10cmほどの枝縄を付け、その先に壺を結び付ける。水深1m~1.5m、陸から20m~30m沖に沈める。
縄のところどころに紐を付けその先にウキを付け、海面の目印にした。
産卵のためにつがいのハゼが壺に入る、一対のハゼが入った壺には他のハゼは入らないようである。
壺を揚げるのは朝夕各1回の場合や1日か2日に1回の場合など状況に応じて行われた。
生産地[編集]
兵庫県の明石、香川県の多度津、宇多津、広島県の安芸津で生産されていた。つまり蛸壺の生産地で蛸壺と共に生産されていたようである。
関連項目[編集]