しりがせ

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名称[編集]

しりがせ(尻枷)

尻枷(しりかせ)


概要[編集]

しりがせ(尻枷)とは、馬や牛の耕作鞍と耕作用具を取り付ける連結部分。

唐鍬(からすき)などの、牛馬につなぐ部分をいい、胸繋(ハモ)から引いた引綱(ヒキテ)を両端に縛って牛馬の後方に位置させ、(すき)などの農具に取り付ける棒である。 尻枷は中国系の技術といわれ、標準名は「しりがせ」である。一般に材質はカシの木を使うことが多く、形状は丸や角で、直線型や「へ」の字型などがある。長さは通常1m前後、重さは2~3kgほどである。


別名[編集]

  • シリガシ(摂津市域)
  • スルカス


関連項目[編集]